厚木市情報公開条例案が変わりました

質問により条例取り下げの異例事態

2001年9月議会における
私の一般質問により
情報公開条例案は、

9月議会:提案取り下げ
12月議会:修正の上、再提案、成立

私の指摘によって改善された問題点は

@1992年4月1日以前の行政文書は、市民に非公開
A文書の保存規定が不明確  

 条例案の取り下げは極めて異例です。提案までに2年が費やされました。行政文書が全面的に公開請求対象となったことは、厚木市民にとって、大変良かったといえます。
 2001年9月議会における私の一般質問をきっかけに取り下げられ、同年12月議会で修正の上、再提出された「厚木市情報公開条例案」は、12月21日の本会議最終日で成立しました。
 しかし、国で情報公開法が施行されたのを受けて強化されたはずの情報公開審査会の位置付けへの理解が怪しく、又、肝心なことは全て「市長が別に定める」との内容です。
 厚木市は神奈川県条例を参考にしたようですが、県でも審査会委員が守秘義務違反を行った場合への罰則規定は、「1年以下の懲役又は30万円以下の罰金」です。一方、厚木市の条例案には罰則規定がありません。又、委員の任期、再任の可否なども規定されていません。 
 ただし、魂が入れば、現行の厚木市公文書公開条例よりはベターであることは間違いありません。今後は、情報公開条例をより多くの市民が活用して行くことが望まれます。

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根付いていない情報公開条例/荻野小学校学区再編(2006年6月)

Upload:December 2001
Update:19 June,2001