私は写真グループから相談を受け、市役所との話し合いを設定、司会をしました。厚木市は「広町公園水辺創出事業」を策定中です。広町公園ではカワセミの写真を撮っているグループ・個人がいます。市が手を加えることとライフワーク(写真撮影)の両立を目指した意見交換会でしたが、合意に至りました。厚木市は、広町公園改修後に自然観察エリアにおいて次のような措置を含めた検討をしています。
カワセミが飛来する水辺に市はデッキを設置
そのデッキの一部に三脚を立てても良いスペースを確保
看板を設置する(三脚を立てて良い、餌は与えない等)
これにより、誰が来てもルールがわかるはずです。こうした場所ではカメラマン以外は近づきにくい雰囲気が出がちです。私はそういった潜在的な問題点が解消して行くことを期待します。広町公園は目立たない公園ですが、荻野川が接した自然豊かな場所。「広町公園水辺創出事業」は厚木植物会・諏訪哲夫会長のアドバイスも取り入れながら構想作成。近隣小学校の環境教育の場ともなるいい公園になるようです。私は週末早朝、広町公園に行ったところ、別の写真愛好家がカワセミ目的にカメラを構えておりました。私も写真撮影が趣味の一つ。カメラを構えたところ、確かにいいポイントでした。
因みに今回の話し合いには、自然や鳥類にお詳しい2人の厚木市民がアドバイザーとして参加。ご自分とは直接無関係であるにもかかわらずお越し下さって頭が下がりました。ハイレベルな会議になることから折角のチャンスなので、担当部に「若手職員のオブザーバー参加」を提案しました。結果としては、環境部や市政企画部からも多数参加がありました。 |