しかし、管理職は多角的に考察するとともに「かつての自分は?」といった視点で自問自答する姿勢も必要でしょう。また、問題を回避する教員を増やす役割になることは避けてもらいたいとも思います。
ブタのPちゃんをどうするか。「Pちゃんの命の長さを決めていいのか」などと哲学的な議論や選択肢が何度となく教室で交わされます。議論は重要です。児童にどれだけのインパクトを残したかはかり知れません。
私は発展途上国を旅して様々な場面を見てきたこともあり、食べ物を残す行為には敏感です。世界の食糧の10%を輸入する日本。食べ残しや賞味期限切れとなった食品がなく、余分な食料が海外に出回っていたとしたらどれだけの人々が助かるかと、私はときおり思いを馳せます。地球の問題解決の糸口は、地域(厚木市)にもあります。
カメラワークも効果的でした。最後は、ブタの目線で子供達を見たシーン。これは心に残るシーンでした。年代を問わないで楽しめる映画でした。
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