広町公園にて外来植物除去作業
2011年1月29日(土)

 特定外来生物であるオオフサモ除去を目的に、広町公園(厚木市中荻野)にて作業しました。この日、向上高校生物部や厚木植物会、荻野観察会、地元市民、そして、厚木市役所職員の合計約35人が集まりました。
 向上高校生物部は2008年4月、広町公園でオオフサモやホテイアオイを約4トン除去しました。その後、同公園は大幅に改修されたものの、オオフサモが再び繁茂。地元市民らが向上高校生物部に除去を要請、この日の作業に至りました。
 オオフサモは南米の植物。真冬の1月、池の一部は緑に覆われており、耐寒性の強さを示していました。在来種との競合や水質の悪化をもたらします。
 今回、高校生の活動が大人を動かしました。私は作業前の挨拶で、「向上高校の皆さんの志にお礼を申し上げる」と述べました。以下は、作業結果。向上高校生物部より資料を提供頂きました。

 当日の様子は、Youtubeでご覧いただけます。

特定外来生物
①オオフサモ     268.5kg
②ウシガエル       3
③カダヤシ        1

要注意外来生物

①ミシシッピアカミミガメ 4
②アメリカザリガニ    多数

その他の駆除生物
①コイ          41
②金魚           1
③ヒメダカ         1

確認生物
①フナ ②タモロコ ③アブラハヤ ④モツゴ
⑤メダカ ⑥ドジョウ ⑦スジエビ
⑧ミズカマキリ ⑨ヤゴ