高田ヒロシ通信 on YouTube

1人の市民の声が行政を動かした実例

 2つの市民相談解決事例


 市役所に声を寄せる市民は22万5千人の中で一握り。ただ、一握りだからこそ実は影響力が大きいといもいえます。私が最近、市民から相談を受けて解決できた小さな実例を2つご紹介します。

トレーニング室が突如、血圧151以上の人は利用不可に

1.その根拠を知りたい  2.規制を緩和して欲しい

 151を越えると血圧異常という明確な根拠があります。ただ、151を基準に白か黒かで判断するのではなく、別の方法があるようにも思えました。70代女性から2010年12月、相談を受けました。

 担当課で協議の結果、以下のようになりました。
   ↓
 「今後は数値を目安として、ご本人と相談の上、当日のご利用を決める」。市役所担当課は、10日ほどで意思決定をしてくれました。


厚木市総合福祉センター
2階トレーニング室


「12:30〜13:30は閉めるので出て欲しい」

 荻野公民館図書室にて上記のように言われたとして、ある市民から2011年2月、相談を受けました。その時間は、労働者である職員/臨時職員にとっては、お昼休みです。

 市役所に相談したところ、「4月から9月までの半年間、試験的に開室」との回答が来ました。

 いささか驚いたことが一つありました。それは即断即決の意思決定。私が市役所に投げ掛けたその日に回答が来ました。私に相談した市民も大変喜んでくれました。


荻野公民館図書室

私は地方議員の役割を「議会活動と市民相談」と定義しています。お気軽に声を掛けて下さい。

アップロード:2011年2月18日