厚木市民から預かった支援物資を岩手県山田町へ
2011年4月18日

義援金     111,000円  山田町役場にて町長に手渡し
物資調達資金   95,000円
私へのカンパ  164,140円  ポータブルトイレ:3個
               防水シーツ:10枚、タバコ:1カートン、
               ビール:1ケース 残金29,710円

 この支援は私の個人的な発案・行動です。HPなどで支援の賛同をお願いしたところ、告知から出発までの17日間で想像以上に物資が集まりました。実に多くの市民が毎日持ってきて下さいました。幼稚園児がいる知人がママ友に声を掛け、物資を集めてくれました。また、夢未市(JAあつぎ)が米50kg、キャベツ10箱を提供。厚木市立依知中学校生徒会が集めた物資も預かりました。
 更に、1トントラックを寄付する方まで出てきました。所有者は77歳。ご家族としては乗って欲しくないようです。ご夫婦で夜12時まで話し合った結果の意思決定。奥様が電話で「大槌町に津波で見つかっていない従姉妹がいる」と話したとき、声を詰まらせていました。
 17日午前、市政報告会を行い、そこにも多くの市民が気持ちを寄せて下さいました。仕分けと積み込みも手伝っていただきました。色々な思いを乗せて被災地へと出発しました。

①いつもと変わらない町並み  
②津波で破壊された地域 
③風光明媚な山や海

 ①と②は、津波が到達したか否かの差です。被災地に行く人は現地案内人を見つけることは重要です。私にとって、山田町は知人もなく、行ったこともありませんでした。結果として、町役場職員やケアマネージャーなどに案内していただきました。
介護対象者訪問記など他のページと読み合わせて、長期戦となる支援の参考として下さい。厚木市民などの首都圏住民にとっても日頃の備えに役立てて頂ければ幸いです。気になった点は次の通りです。

水洗トイレが使えなくなる 
断水になる 
日頃のご近所付きあいの大切さ 
地震より津波の被害が大きい
感情に流されない気高さ 
介護用品が不足していた

 自粛ムードに一考 支援物資提供のお願い 集まった支援物資 物資を山田町へ 介護対象者宅訪問
 沼崎喜一町長と面会 文房具などを小中学校へ 織笠コミュニティーセンター 写真集・被災地山田町 まとめ