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 長崎大学教授をご案内
(仮称)健康こどもの森

 長崎大学環境科学部 吉田謙太郎教授が2013年7月20日、厚木市にお越し下さいました。ご案内先は、(仮称)健康こどもの森計画地の湿地・休耕田エリア。約15名程の市民同行者全員にも概要図を配布した上で、一緒に歩いて頂きました。以下はこの日、市民から出た声です。
 「道路を造る際、コンクリートの壁を作るのは避けるべき。モグラなど動物が行き来する森とのつながりを考える」、「空中回廊を設計変更すれば、工事車両用の道路は不要となる」、「過大な計画」。

 予算11億円で環境調査費ゼロ
ついて吉田教授は、誤解を受ける表現かも知れないがと断った上で、「生物多様性保全にはなかなかお金が付かない。ここまでお金をかけるのであれば、せめて保全のための啓発効果を高めてほしい」、「里山の生態系を重視するのであれば調査にお金をもっと出すべきである」、「冬も水田に水をたたえる冬季湛水は宜しい」と述べていました。来場者数年間10万人との計画については一般論として、「需要予測は多めに見積もりがちであり、計画はやや過大かもしれない」ともおっしゃっていました。また、「神奈川県民は環境に対する意識が高いので、神奈川から生物多様性の保全を発信して欲しい」との見解も承りました。
 最高レベルの知見に触れました。
現在の計画は、擬似自然とする都市公園の発想。コストベネフィット分析も議員資料請求中です。厚木市公園緑地課も変化しつつある中、私は今後、計画変更案の着地点を模索します。


那須平成の森 自主調査 on 4月 5月 6月  国営アルプスあづみの公園 環境調査費0円

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