ヤマビル対策バリア、結果は成功
ヤマビルが今年6月、足首を吸血。いまだにむず痒いです。7月末、首筋を吸われ、血で染まったシャツは洗濯しても落ちないので廃棄処分。長靴が不可欠の条件下、対策を考案しました。さて、結果は?
テスト日は、台風18号通過の翌日。厚木市内外の植物観察や調査グループと共に、ミズニラ観察を主たる目的に厚木市北部の里山を午前中から14時過ぎまで見て回りました。ミズニラは神奈川県絶滅危惧ⅠB類です。台風は、愛知県豊橋市付近に上陸し、列島を横断。私たちは、ヤマビルにとって絶好の獲物だろうと思いながら、歩き始めました。
私の出で立ちは、写真の通り。膝周辺を膝用サポーター(二種類)+荷物用ベルト+旅行用バンドで固めました。膝用サポーターを膝に直接装着し、足と長靴との隙間を埋めました。また、別の膝用サポーターを長靴の上から履き、その上に荷物用ベルト+旅行用バンドでガッチリ固定。それ以上はヤマビルが侵入できないであろうとの算段です。作業用テープで侵入を防ぐ方法もありますが、長靴にシワが寄ることを考えると、この方法が宜しかろうと思えました。
そして、何と言っても上下防虫ネット。これにより、下から這い上がって来たり、木の上から降ってくるヤマビルから身を防げるはずです。30℃近い中でも着用により暑さが増しているとは感じませんでした。
植物調査終了後、ヤマビルの侵入と付着を入念に確認しました。結果は、GOOD。防げました。ただし、調査中に一度だけ、首筋にヤマビルを発見。この時は、防虫ネットを頭の部分から外していました。
荷物用ベルトや旅行用バンドはホームセンター、膝用サポーターはドラッグストアにて購入しました。今後、ヤマビルはそれでも隙間をかいくぐって来るかも知れませんが、現状で考えられる最善の防衛装備です。