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 厚木小学校で校内美術館

 教員の発想+校長の理解+市教委&文化生涯学習課の後押し=児童の目の輝き

 厚木小学校(杉山繁雄校長)は2013年10月の9日間、空いている教室を利用し、校内美術館「あつピカッS☆(っそ)ミュージアム」を開催。昼休み、校内美術館において、水彩画や水墨画が児童らの前で描かれました。大人でもこうした経験は限られることでしょう。
 別の教室では彫刻や現代アートの展示もありました。美術そのものや教室が美術館に早変わりしたことなど、児童にとっては刺激となる材料には事欠かなかったでしょう。
 この校内美術館は2年目の先生による発案だそうです。前例のない提案を活かすかお蔵入りにするかは、学校現場においても上司次第です。私はこれまで、厚木市内の小中学校に駐日大使館員による特別授業を仲介して来ましたが、上司次第であることを感じます。今回は大変素晴らしい形で連携が取れたようです。 
 私は、「現代アートはアイデア勝負です」と2012年9月議会で、文化行政について一般質問をしましたが、余裕教室を美術館にするとは驚きです。アイデアは現場でうまれるものなのでしょう。
 今回のように予算を掛けないでも素晴らしい取り組みができます。こうした取り組みが広がることを期待しております。

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