あつぎ素敵美術館
2014年6月18日
印象深い美術品はありませんか? 写真でもいいです。折に触れて思い出したり、考えさせられたり、感情を刺激されたことは? 身近に文化芸術がある厚木市。私が目指したい関心事項の一つです。
「あつぎ素敵美術館」として、ぼうさいの丘公園内に立体造形作品10点が展示されています。市民団体と厚木市の協働により実現した野外彫刻作品展示です。既存施設に立体造形作品。厚木市七沢にも事例はあります。しかしながら、スムーズにいくケースばかりではないでしょう。加えて、公共施設内であるため、どちらかといえば、スタンダードな作品となる傾向になるとも思えます。
私はかつて、メキシコでオルメカ文明の巨石人頭像を見た際、無数のクエスチョンマークが頭上に浮かびました。アフリカ人説、或いはモンゴロイド説もありますが、「何故、中米にその土地の顔つきでない巨大な石像があるのか」と。また、エジプトのコプト教美術館(原始キリスト教)で見た浅黒い顔のキリストには、なるほどと思えました。或いは、上野(東京都)で見た薄暗い照明の中で、浮かび上がる印象派の絵画とその展示方法は記憶に残っています。
私はこれまで、様々な芸術活動をしている厚木市民に出会っています。市内アーティストは、秘めた厚木市の財産とも云えるでしょう。
大地の芸術祭(新潟県十日町市、津南町)に行ったことがあります。廃校を展示会場にして、近くでは農産物が売られていました。宿泊も含め、経済効果が確実に出ているそうです。企画は圧倒的でした。
文化芸術事業について、アイディアがあればお声掛け下さい。厚木市の諸条件を見詰めつつ、今後も文化芸術事業を小さい規模から現実的に進める政策提案をして行きます。