「PTA会費は何に使われている?」...。これは折に触れて、新聞の特集記事にもなる課題です。鳶尾小学校PTA本部(高田浩会長)は2016年10月、これをガラス張りにする新規ルールを作りました。全国的にも珍しいかと思われます。
 会計担当は従来から「いつ、何で、幾ら」の出納帳を整えていました。それをそのまま公開するだけです。他校PTAにとって、制度設計の参考になれば幸いです。

厚木市立鳶尾小学校PTA本部内規

【物品の購入】
1件の物品取得金額が 50,000 円を 超えるものの購入については、次のとおり
  とする。
(1)同一品又は同等品について、3社以上の見積りをとる。
(2)運営委員会に諮り決定をする。
(3)特殊な物品であるため、購入先が限られ競争させることが困難な物品の購入を
   するときは理由書を作成の上、1社からの見積もりが出来ることとする。

附則
(1)平成28年10月1日より施行する。

【PTA 会費出納帳】
1 明瞭性の原則に基づき、次通りとする。
(1)学期ごとに運営委員会において開示する。( 8月, 1月, 5月)
(2) PTA 総会において前年度の出納帳コピーを開示する。
   (その旨を総会案内の中に記載し、会員に事前に知らせる)

附則
(1) 出納帳には、支出の日付け、科目、金額、使途を明記する。
(2) 開示の際、個人情報に限って非公開にできる。
(3) 平成28年度分より施行する。
(4) 平成28年10月1日より施行する。
(5) 平成28年12月10日より施行する。