厚木市議会、ビデオ通話で会議の再会を
新型コロナ対策
逆です。今こそ、議員は政策を考え出す時です。厚木市議会が2020年4月10日、「開催しない」とした様々な会議。新型コロナウイルス対応です。
私は4月16日、その再開方法を提案しました。議会の役割維持。地方議員のテレワークでもあります。府川浩明 議会事務局長に申出書を手渡しました。各議員に渡されているiPad Pro 12.9によるビデオ通話機能の活用です。
厚木市議会は、2018年よりiPad Proを導入。ペーパーレス化が主たる目的です。議会事務局と議員との連絡には、LINE WORKSが使われています。そのLINE WORKSには、最大200人が同時に使えるビデオ通話機能があります。これまで、厚木市議会ではそのビデオ機能を使っていません。意外と、気が付かないものです。
民主主義を守らねばなりません。1929年から第2次大戦に至る歴史が示す通り、経済が恐慌となると、全体主義や独裁政権が登場する傾向があります。
地方自治体では、首長(市長など)による専決処分(議会の議決を得ない決定)や人気取りのポピュリズム政策に注意する必要があります。
また、無意識のうちにも、「伝染病の大流行による緊急事態は、民主主義を弱体化させる機会」となります。「4月、会議を開催しない」は、厚木市民には知らされていません。市民の監視(政治参加)やインターネット技術の活用、法による整理の視点などが重要です。
以下は、申出書の内容です。
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令和2年4月16日
厚木市議会議長 寺岡 まゆみ様
LINE WORKSビデオ通話で委員会などの再開を
申出書/新型コロナ対策
幸い、各議員にはiPad Proが貸与されています。そのビデオ通話機能(LINE WORKS/最大200人同時使用可)を用いて、委員会などの再開を提案します。
4月10日、議長名で各議員に以下の書面が配布されました。その中で、「17日及び21日に予定されていた会議は、全て開催しないこと」とされています。
新型コロナウイルスに対する市議会における対応について(お知らせ)
(1)4月17日(金)
時間 | 会議名 | 対応方法 |
10:00 | 中心市街地活性化特別委員会 及び 中心市街地活性化特別委員協議会 |
延期 |
終了後 | 議会の在り方検討会 | 延期 |
(2)4月21日(火)
時間 | 会議名 | 対応方法 |
9:00 | 議会運営委員会 | 書面送付(タブレット) |
9:30 | 定例全員協議会 | 書面送付(タブレット) |
終了後 | 議員クラブ総会 | 書面送付(タブレット) |
終了後 | 議会の在り方検討会 | 延期 |
終了後 | 会派代表者会議 | 延期 |
新型コロナウイルス対策は、万全を期す必要があります。同時に、行政と議会の正常な関係は、より一層大切となります。
厚木市議会は、市民を守り、地方議会としての役割堅持が必要です。ご検討下さいますようお願い申し上げます。
厚木市議会議員
高田 浩
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コロナ対策私案
1. 101億円ある厚木市の預金を使い、市民に救いの手を(2020年4月10日)
2.厚木市議会、ビデオ通話で会議の再開を(2020年4月16日)
3.厚木市議会議員行動指針(案)/ 市職員への連絡など(2020年4月21日)
4.厚木市議会感染症対策に係る議会運営要綱(案)(2020年4月23日)
5.ビデオ通話の活用開始を/3密抑制/時間の効率化(2020年4月30日)
以下は、朝日新聞の記事(2020年5月2日)です。私の考えと一致しています。