まだ90億円ある厚木市の預金を使い、市民に救いの手を
新型コロナ/経済対策
「今回も厚木市の底力で市民を支えて下さい」。私は2021年1月8日、小野間善雄 産業振興部長に市長宛て申出書を手渡しました。
政府は1月7日、新型コロナウイルス感染拡大防止策として、神奈川県、東京都、埼玉県、千葉県に緊急事態宣言を出しました。それに伴い、厚木市として出来る政策の提案です。感染防止策の対象とされた飲食店以外にも、食品・酒類の卸売業者は、直接の打撃を受ける事になります。他にも、様々な業種の事業所や個人事業主にマイナスの影響が出て来るは容易に想定できます。
厚木市は、財政が豊かな自治体です。私は昨年4月、「家計に影響が出た市民に救いの手を」と申し出を行い11億円の財政出動となりました。その際、101億円の財政調整基金(貯金)がありました。現在も90億円の財政調整基金があります。
以下は、提出した申出書です。
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令和3年1月8日
厚木市長 小林常良様
厚木市議会議員
高田ヒロシ
90億円ある厚木市財政調整基金を使い、市民に救いの手を
申出書/新型コロナ対策
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い昨日、緊急事態宣言が神奈川県、東京都、埼玉県、千葉県に出されました。主たる感染防止策の対象とされた飲食店を始め、影響を受ける事業所への支援を提案します。
90億円 |
厚木市財政調整基金 |
企業への還付準備金などを除いた額 |
神奈川県は7日、飲食店などが営業時間短縮の要請に応じた場合に支払う1日当たりの協力金は6万円にするとしました。しかし、それでは足りない事業所や店舗が出て来るものと思われます。また、県の協力金の対象とならない事業所に対しても支援を行う必要があります。
昨年は、同趣旨の申し出(令和2年4月10日)に応じて下さって感謝しております。今回も厚木市の底力で市民を支えて下さい。早急に協議を始めることを申し出致します。
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コロナ対策私案
1. 101億円ある厚木市の預金を使い、市民に救いの手を(2020年4月10日)
2.厚木市議会、ビデオ通話で会議の再開を(2020年4月16日)
3.厚木市議会議員行動指針(案)/ 市職員への連絡など(2020年4月21日)
4.厚木市議会感染症対策に係る議会運営要綱(案)(2020年4月23日)
5.ビデオ通話の活用開始を/3密抑制/時間の効率化(2020年4月30日)
6. 介護施設を対象とした寄付金募集。厚木市社会福祉協議会・善意銀行(2020年6月5日)
7. 減収となった介護施設に財政支援を(2020年6月議会一般質問)7580万円予算化
8. 教育委員会は、市内中学校へ「生徒は授業中も防寒着を着て良い」との通知を(2020年12月28日)
9.90億円ある厚木市財政調整基金を使い、市民に救いの手を (2021年月8日)