新潟県柏崎市へ視察
(GIS地理情報システム、教育長と面談)

 2021年11月4日、新潟県柏崎市へ視察(政務活動費より支出)に行きました。GIS地理情報システムについてヒアリングし、教育長にもお目に掛かりました。

 柏崎市では、2つの方法でGIS地理情報システムのデータを公開しています。一つは、柏崎市GISオープンデータ。閲覧者はデータをダウンロードすることが出来ます。これにより、「市民が新たな発想でデータを活用することが出来る」「固定資産税などの問い合せが減る」「各課が持っている情報を地図上に重ねて分析出来る」といった利点があるそうです。
 もう一つは、まちナビ柏崎(閲覧用)。AEDや避難所、イノシシの目撃情報、ハザードマップなどを観ることが出来ます。今後、除雪車にGPSを付け、リアルタイムで除雪状況を表示することも検討中だそうです。

 近藤喜祐教育長にもお時間を頂き、新学習指導要領の前文におけるキーワード「持続可能な開発のための創り手」の実施事例についてお聞きしました。「人材を育てたい」と仰っていました。
 また、教育長にはお礼も申し上げて来ました。私は2019年10月、柏崎市職員による小学校への出前授業(地球温暖化)を視察した上で、2019年12月議会一般質問で提案したところ、厚木市でも2020年度より実施され始めたためです。

視察の成果(2019年/柏崎市へ)

1.2020年度より厚木市職員による小学校への出前授業が開始

2.出前授業は、「環境省、厚木市の事業を選定」の要因の一つに

3.私は、「環境省、厚木市の事業を選定」を論文(英語)にした

 今回、議場も見せて頂きました。柏崎市役所は2021年1月4日、新庁舎に移転しました。厚木市役所も新庁舎を建設する計画であるため、議場の形を見ることは参考になります。それぞれの机を移動し、傍聴席の下に収納することにより、一時避難所として活用出来るよう設計したそうです。また、議会が市民により近い存在となるため、議場は1階にある点も特徴の一つです。
 なお、今回の交通手段は、200ccのスクーター(一日の走行距離609km)でした。公共交通機関や車よりも割安です。私は、政務活動費を有効に活用します。