元国境なき医師団看護師が鳶尾小学校で講演
キャリア教育・国際理解

 元国境なき医師団のフィッシュバッハ靖子さんは2024年12月10日、鳶尾小学校(永桶千秋校長先生)において6年生を対象に講演を行いました。紹介したところ、実施されました。今回、「6人もの児童が次から次へと質問」が特徴的でした。

 フィッシュバッハ靖子さんは2006年~2011年、マラウイやイラン、スーダン、ジョージア、エチオピア、ナイジェリアで国境なき医師団に従事。現在は、湘南厚木病院訪問看護ステーション所長です。
 「仕事の内容」や「珍しい動物」などが紹介。「お湯が出ないため、昼間にシャワーを浴びたこともあった」「使ったトイレットペーパーを入れる箱はあったが、流せなかったことも」といった実体験にも言及。また、英語については、「言語は喋らないと忘れる。いっぱい話すようにして下さい」と述べていました。
 
 質問タイムでは、「楽しいことはあったか?」や「一番辛かったことは?」「一番難しい言語は?」「何故、国境なき医師団に入ったのか?」「海外での生活に慣れるか?」「一番おいしかった食べ物は?」との質問が出ました。
 質問が多く出た要因としては、フィッシュバッハ靖子さんの話し方が優しく、児童らが内容に興味を持ったためでしょう。