
厚木市職員らと「単身高齢者対策」を視察
(足立区社会福祉協議会・荒川区)
「救急車で運ばれ、数ヶ月入院に。しかし、自分で支払いが出来ない」といった事例に制度設計が必要です。私は2025年5月26日、厚木市社会福祉協議会、地域包括支援センター(2ヶ所)及び厚木市職員らと足立区社会福祉協議会及び荒川区役所を訪問しました。以下は、私の同年2月議会一般質問における提案です。
1. 入院したが、家族支援が見込めない高齢者に「緊急事務管理」
2. 入院したいが、頼れる親族がいない高齢者に「身元保証」
3. 死後の事務手続き
4.
遺贈寄付を厚木市社会福祉協議会が受けることが出来るように
足立区と荒川区は、これらの先進事例です。2025年2月議会一般質問に先立ち、私は厚木市内に10ヶ所ある地域包括支援センターを全て訪問し、実情を聞いて来ました。
また、私は数年前、事実上の後見人になったことがありました。当時89歳であり私の中学校の先生であった市民が入院しました。私が家の鍵を預かり、支払いや郵便物の管理、植物への水やり、転院や退院の際の送迎等を4か月間無償で担いました。「緊急事務管理」とは、その様なケースへの対応策です。
視察により、見えて来た課題が2つありました。厚木市社会福祉協議会の人手と予算の不足です。私はその解決策も含め、2025年6月議会一般質問で再度取り上げます。