追加議案として、以下の議員提出議案が出ました。結果としては、提出者及び賛成者合計10人以外は反対し、この議案は否決されました。反対した議員の中には、去る6月議会で「撤回又は見直し」を求めた意見書に賛成した議員も複数いました。その点について、神奈川新聞(8月11日)によると、「厚木市議会として、すでに通信傍受法案の撤回、見直しを求める考えは変わっていないが、参院の一委員会の採決について抗議の決議をするのは得策ではないと思った」と述べた。とあります。 |
議員提出議案第13号 |
|
「通信傍受法案」の参議院での強行採決に抗議する決議についてを厚木市議会会議規則第13条の規定により、次のとおり提出する。 |
平成11年8月10日
|
|
森屋駿義 |
|
|
内海光雄 |
|
高田 浩 | |
|
山本裕子 | |
|
北村一美 | |
|
加納美奈子 | |
|
今村まゆみ | |
|
柴田盛規 | |
|
釘丸久子 | |
|
8月9日、参議院法務委員会において「通信傍受法案」が自自公3党により、質疑打ち切り動議の下で強行採決された。同法については、憲法21条に定める通信の秘密が侵されかねないなど、国民の多数から批判の声が上がっていた。 |
厚木市議会においても、去る6月議会において、「撤回又は見直し」を求めての意見書を採択した経緯がある。国民の疑問を多く残したままでの強行採決は、最低限の民主主義すら保証されていないことを示すものであり、断じて容認できない。今後、このようなことが繰り返されないためにも、今回の事態について強く抗議するものである。 |
以上、決議する。 |
平成11年8月10日 |
厚木市議会議長 久崎教生 |
|
|
|