厚木市議 高田ひろし通信 on the web 



 1998年8月26日(水)、厚木市政・情報掲示板や電子メールでの呼び掛けに応じた4人と厚木市情報システム課を訪問しました。(仮称)マイタウンあつぎ情報システムについて概要を聴き、提言をするためです。議会への説明を前にしたタイミングではありましたが、情報システム課も真摯に対応し、建設的な意見交換の場となりました。


         (仮称)マイタウンあつぎ情報システムの概要

               1999年2月1日から運用予定です
       
@一般行政情報、Aスポーツ施設予約、B図書館情報、C防災・気象情報、D福祉・保健情報、
Eボランティア情報、F企業情報、G生涯学習情報、H市議会会議録、
Iあつぎサイバー市民ギャラリー、Jサイバー市民フォーラム
 
 参加した市民の中には、わざわざ会社を午前中休んだ人もいました。9時から11時40分に及んだ会議中、概要を聴いた後に議論が集中したのは、街頭端末市民の参加についてでした。
 行政は平成10年度中に、1台約150万円のタッチパネル式街頭端末を44台公共施設などに設置を予定しています。
 これに対して、街頭端末は、運用ポリシーによっては大化けする可能性はあるものの、「街頭端末は、中途半端なもの」、「キャプテンの二の舞になる」が参加者の意見でした。そのため、新潟県中郷村が、1999年4月からWebTVによる育児支援事業を推進するために、村内の妊婦や、0歳から5歳の乳幼児を持つ家庭250戸に無料貸与することを例に引き、WebTV の紹介をしました。すると、情報システム課もWebTV については、既に検討の対象としていました。郵政省からの補助金による事業なので、細部まで決定済みなのかとも思っていましたが、この点については、まだまだ改善の余地があることが分かりました。
 又、このシステムの仕組み作りについては、役所内部で「行政情報をコントロールする検討組織を作り、外部には、15名程度の「推進会議」の設置を検討していることが明らかになりました。ただ、情報システム課は、市民団体や大学教授などのメンバーを想定しています。よくあるパターンです。これに対して、「環境部が環境基本計画を策定に際して策定メンバーの公募をしたように、インターネットに詳しい一個人を募集すべき」といった提案が出ました。さて、情報システム課は、どうするでしょうか? 注目したいところです。