厚木市議 高田 ひろし通信 on the web 
1997年6月11日     一 般 質 問

 今回は、民間企業で広く取り入れられている「目標管理」の導入を提案するとと もに、(仮称)環境基本計画素案について質問しました。

        

 民間の経営手法を行政に 実現しました
高 田  民間企業で広く行われている「目標管理・仕事の棚卸し」を 行 政でも取り入れてはいかがか?
市 長  一年の反省等を次に結びつけることは大切と考えており、そのような意識を大切にして行きたい。

次世代にも今の環境を残すために
高 田 今後は開発に税金を投入するのではなく、自然の保全や再生に予算を使ってはいかがか?
市 長 厚木の魅力は、自然と都会的な二面性。調和を取りながら、総合計画の作成に反映させて行きたい。
高 田 一年前に私が提案した「市役所の各課にリサイクル推進担当」の設置を提案したが、その後の検討は?
環境部長 「省エネ推進委員」を各課に一人くらい設置することにした。
高 田  調査の結果、貴重な動植物が発見された場合、開発計画の見直しはするのか?
市 長 検討の必要はある。工事の進展については、その時の判断。


◆目標管理とは◆
 会社によって呼び方は違いますが、業務改善や人材教育を目的としています。一例では 、次のようなものがあります。
過去一年間の仕事の目標とそれに対する実績
今後一年間の目標
職務向上のために受けてみたいセミナーや勉強会
上司に望みたい(要望したい)こと

   

    遺伝子組みかえ食品輸入禁止などを求める陳情が採択されました

    遺伝子組みかえ技術によって、ホタルの光らせる遺伝子を取り出し、「光る魚」を作 ることにも成功しているそうです。厚生省は、遺伝子組みかえ食品を従来の食品と「実 質的同等性」があるとして、昨年秋から大豆などの輸入を認めましたが、遺伝子組みか え食品は、この世に存在していなかった全く新種の食べ物です。 「いつの間にか、抗生物質が効かない身体になってしまう」 ことも考えられます。歯が痛くて薬を飲んでも効かなくなるかも知れません。

  今後、私たちは少なくとも、遺伝子組みかえ食品の「表示を義務付ける」声を上げ て行く必要があります。
 尚、アメリカでは、遺伝子組みかえ作物の作付けが許可された一方で、ヨーロッ パや豪州では、輸入の禁止、或いは表示を義務付けています。これは、一般にアメ リカでは、化学肥料による農地の悪化と農産物の輸出志向がある一方、ヨーロッパでは 、基本的に農産物の自給自足が出来ていることが背景となっています。