「沖縄・西表島の公共工事着工休止」を調査して来ました
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「公共工事をストップ? 背景は、環境問題?」..........。このニュースを知り、今後の参考になると思い、沖縄へ行って来ました。
西表島の主要な産業は、サトウキビ栽培です。サトウキビは、地場産業として補助対象となっています。山林を切り開き、更に農地を拡げる計画が進んでいました。しかし、そこでイリオモテヤマネコの生息が確認されました。イリオモテヤマネコなど貴重な野生生物の生息する環境を守るため、地元の環境保護団体が粘り強く県などと交渉を重ねた結果、農地開発の今年度着工が見送られることになりました。
開発は、地元市町村の要望を積み上げた結果だったそうです。しかし、「広い観点から見直しが必要」との判断に至ったそうです。
厚木市にもオオタカがいます。その生存を脅かす道路計画がありますが、一度壊した自然の修復は、極めて困難です。公共工事の在り方を見直す必要があります。
大田前知事にもお会いして来ました
2000年8月2日の朝日新聞は、
「2001年度着工断念」
したと報じました。「計画地の規模を縮小しても、研究者や自然保護団体の反対が根強く、国からの支援が期待出来ないとの判断だそうです。農水省も、「農地開発でも環境との調和が必要な時代。地元との合意なしに協力は出来ない」と県に伝えたそうです。
98年にお会いした方の顔が目に浮かびました。どれだけ喜んでいることでしょう。世の中には偉い人がいるものです。またお会いしに行きたいと思います。
1998年12月