厚木市役所の職場環境の向上を
療養休暇取得者数の多さは何故?

 平成9年度において、1週間以上療養休暇を取得した職員は1797人中144人でした。この数字は、何かを示唆しています。これは悲鳴であるとも受け取れます。
 2001年には、自殺した職員や自殺未遂を図った職員もいました。仕事がし易い環境でしょうか? まじめな職員が報われる環境なのでしょうか? 市民のため、職員のためにも、風通しの良い職場環境に整えたいものです。

 ご近所にも、厚木市職員がいるはずです。市役所の職場環境について、話を聞いてみましょう。


私の提案で、職員を対象とした臨床心理士を招く制度と人事評価制度が創設されました

総務部長

 療養休暇の中には、いわゆるけが、それから病気というような、それにプラス心
の病というような状況があります。確かに数字的に見れば高いという、単純比較で
は高い状況だと思います。
 俗によく言われますが、いわゆる心の病で休むのが何か1%ぐらいだというよう
なことは聞いておりますが、ただ、これが厚木市だけが異常に何で高いのかという
のは、正直申し上げてその辺の原因もちょっとつかみかねているところが現状でご
ざいます。
高田

 12.4人に1人の割合で1年間に1週間以上の療養休暇を取得している人がいる
事実をどうしてかわからないというのは問題ですよね。年間最大90日取得で、そ
の間の給与も100%保証される療養休暇を12.4人に1人の割合で1週間以上とる
人がいる組織はおかしいと思いませんか。
 この数字はそのまま職場環境をあらわしていると思いませんでしょうか。幾ら綱
紀粛正と口で言っても意識は変わりません。場合によっては萎縮するだけです。背
筋をぴんと伸ばしてまじめに働いている多くの職員がかわいそうです。

upload:8 February,02 last update:11/2/02