
港区を厚木市職員らと視察(基金運用)
「厚木市が持つ貯金(基金)を運用し、利益を生み出して欲しい」との視点から、私は2025年6月議会一般質問で「基金運用」を取り上げました。続いて、同年7月24日、厚木市職員ら(財政課、会計課、財産管理課)と先進事例である港区を視察して来ました。
「令和7年度は、15億円程の利回りを見込んでいる」「毎年4月1日、公金管理運用計画を公表している。3人のアドバイザーから助言を受けている」「公金管理運用計画は、管理者の歯止めになるので重要。明確な縛りになる」との言葉が印象に残りました。
以下は、2025年6月議会一般質問における、私の発言の一部です。
厚木市は基金運用を積極的に行うことを提案します。私は先月、沖縄県竹富町の基金運用について視察をして来ました。人口4,100人の竹富町は、地方債や高速道路の事業債などで基金を運用しています。
「一日でも早く運用を始めた方が良いのではとの方向になった」。これは、お会いした竹富町職員の言葉です。実行力が素晴らしいと感じました。単に、基金を銀行に預けておくよりも運用をした方が収益が大きくなります。
私は2020年4月、厚木市の貯金である財政調整基金を使ったコロナ対策を提案し、「コロナに負けない!あつぎ中小企業応援交付金」となりました。その結果の一つとして、厚木市は財政力が強いことが知られるようになったと言えます。
「統計の一つである産業連関表の数値を厚木市の人口で割ることにより、厚木市民1人当たりのGDPがどれだけ大きいのかが分かる」。「神奈川県内自治体を経済規模が大きい順に言うと、横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、そして厚木市となる」。これは、2021年2月議会一般質問における私の発言の一部です。
厚木市の強い財政力を生かしてはいかがでしょうか? 単に、基金を銀行に預けておくよりも運用をした方が収益は大きくなります。