提案実現/日韓の中高校生が交流
友好都市・軍浦市の高校生らと
「韓国の高校生はノリがいいし、よく笑う」、「文化を学ぶことが大切」...。韓国の高校生との交流会に出た厚木市ジュニアリーダー代表の高瀬美志さん(厚木西高校2年)の感想です。文化についてのコメントは、我が意を得たりです。
2014年1月6日,厚木市内で日韓中高校生による交流イベントが開催されました。それぞれの出会いの緊張をほぐすアイスブレークは、音と運動を取り入れたゲーム。続いて、福笑いや羽子板、韓国の遊びなどで盛り上がりました。
このイベントは、厚木市青少年課と秘書課が連携したことにより実現しました。青少年に視野を広めてもらうことが目的です。
私は2012年6月と12月、数カ国の在京大使館から協力を得て厚木市内でサマーキャンプを実施する提案をしました。厚木市は提案を受けて、出来ることから始めた形です。 既存の友好都市交流に目を付けるとは、地方自治体の取り組みとして素晴らしい着眼点です。
国際交流の現場で、最も重要な点の一つは、コーディネーターのキャラクター。外国語が話せるか否かは問題ではないです。つまり、ポイントは楽しい空間を作り出すこと。3時間ほどを見事に取り仕切ったのは、NPO国際自然大学校の林田昌明さん。観ている市職員や私も笑顔になりました。
この日、NHKと読売新聞、神奈川新聞、タウンニュースが取材に来ました。日韓首脳会談が開催されない状況が続く両国関係について、「高校生同士は仲良くできるので、このまま大ききなれたらいいなと思う」と取材に答える参加者の声もありました。