アレキパは標高２,３００Ｍに町がある。ナスカからの夜行バスで到着後、２〜３時間したら頭痛がして来た。高山病だ。頭がガンガン痛くなり、到着した日は一日中ホテルの部屋でダウンしていた。
　しかし、翌日は朝３時に出発し、コンドルを見に行くツアーに参加したため、更に高山病に苦しんだ。定員一杯に乗り込んだワゴン車はどんどんと山を登っていく。最高で標高４,８００Mに達した。頭が割れそうに痛い。旅行というものは楽しいはずだ。ペルー旅行はこんなにも過酷なものかと思い知った。
　コンドルが見える谷 Valle del Colca までの道は、とてつもなくスケールが大きく、雄大であった。
　一日中ワゴン車に揺られて、アレキパの町に戻ったのは、夕方６時頃であった。山をどんどん下ってアレキパの町に着いた時に、呼吸が楽になったのだから不思議だ。