村井:これからは政策を企画・立案する議員が必要。定数は、削減すべき。全ての
情報は、開示する時代。ガラス張りになっていない行政の時代は終わった。
高田:情報は市民に伝わっているか? 例えば、5年前とどう違うか?
村井:土地開発公社を例にすると、以前は中身が分からなかったが、今は分かる。
釘丸:情報公開条例が制定されたが、まだ十分ではない。
脇嶋:定数問題は一つの方程式があって、答が皆同じになる訳ではない。地方自治
法第99条は、既に制度披露を起こしている。究極的には、議会に関わるコ
ストを削減すべきだ。
高田:10月22日にご自分でおっしゃった「人口にスライドすべき」との論には、
どう考えるか?
脇嶋:それは、原則である。
釘丸:厚木市議会は、全国的に見て経費は低い。厚木市は、人口6万5千でスター
トしたが、それ以降ずっとリストラして来ているのと同じ。
今村:厚木市の財政事情の中で、議会費をカットしなければならない理由が分から
ない。
脇嶋:これだけ世の中がリストラしている結果として、法人・市民税が入って来て
いる。
降旗:議会も血を流す時代。削減の方向が妥当。
今村:削減すると、民主主義の量が減ることを強く言いたい。
徳間:「減らしてはならない」とするのは、平時の理論。今は、有事。
釘丸:広辞苑では、「有事」とは、戦争のこと。軽々しく使う言葉ではない。
高田:今年の参議院選挙の結果を見ると、どこが少数意見になるか分からないが、
少数意見の尊重については、どうお考えか?
徳間:それは、平時の理論。
小島:妻田で、法定定数44人、定数30人、現状28人(一名死去、一名辞職
のため)の現状を伝える印刷物を254枚配った。自治会長が、「現状の
28人で良し」と言っていた。
今村:その論はおかしい。30人の枠の中で選ばれて、現在活動している。
村井:2名削減することが良い。
久崎:2名削減を。
降旗:2名削減を。
釘丸:2名削減の根拠は?
石塚:年間総予算1,000億円、人口21万を越える厚木市は、30人のままで良い。
世論調査をして決定してはどうかと考える。
脇嶋:削減は、議会改革の第一歩。
高田:釘丸委員の質問「2名削減の根拠は?」への答は?
村井:4委員会にするために28人が良い。世論的に、現在28人で行っているの
で28人で良いとする声が多い。
高田:30人で良いとする立場の委員には、「定数は人口にスイライドすべき」と
する数字的な根拠があるが、減らすという主張をする人たちは、数字的な根
拠はないんですネ?
村井:30人にした根拠もない。
釘丸:厚木市議会は、30年間リストラをして来たと同じ。市民にも胸を張って良
い。
脇嶋:各自治体が人口については判断すれば良い。
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