厚木市立森の里小学校(蓮見優子校長)で2010年2月17日、駐日サウジアラビア大使館 ファハド・アルグネイルさん(30)による6年生対象(75名)の国際理解授業が実施されました。 私は2009年、森の里小学校に「大使館員による授業」を提案したところ、同校では国際理解教育を進めていたために話が進みました。「三学期にサウジアラビア大使館」と依頼され実現に至りました。2009年は「オーストラリア大使館」を依頼され、同年7月に実現しております。
以下は、今回話された主な内容です。
日本にとって最大の石油輸入国はサウジアラビア。30%ほどを占める。サウジアラビアの教育は日本同様、小学校は6年、中学は3年、高校は3年。大学は無料。小学校の場合、夏期7時〜13時、冬季7時30分〜13時30分。給食はない。 人口構成は若年層が多い。0歳〜39歳までが81%。国家予算の27%を教育に使っている。最も人気があるスポーツはサッカー。サウジアラビアと日本のスポーツ交流は、柔道や空手、合気道、卓球など。アラビア語のアルファベットは28文字。 その他、アラブ・コーヒーやサウジアラビア料理などの食文化についても話されました。
児 童:サウジアラビアの国旗にはどういった意味があるか? 大使館:神様から預かった言葉が描かれている。
児 童:イスラム教はいつからあるか? 大使館:1400年以上前からある。イスラム歴では今年は、1431年。
教 員:(一日五回の)礼拝を忘れることはないか? 大使館:子どもの頃から行っているので忘れない。現代では、礼拝を知らせるアナウンスがある。
森の里小学校でサウジ大使館員が児童と交流(この授業について、厚木市役所HP) 森の里中学校にてオーストラリア大使館員が授業(実施:2010年2月16日)
アップロード:2010年2月24日 最上段の写真は、厚木市役所HPより拝借