「ゼイキンを納めることで報償金をもらえるのはおかしい」「サラリーマンは、会社 を通して納税しても市役所から報奨金などもらえない」として1996年9月議会の一般質 問で報奨金を問題として取り上げました。その中で市長は、「報奨金制度を見直す考え はないことを明らかにしました」。傍聴席にいた組合員の手前そう言わざるを得なかっ たものと思います。その後、毎週金曜日に新聞に無料で折り込まれる「タウン・ニュー ス」が一面トップで取り上げてくれました。また、私も自分の議会報告に書いて町で配 ったり、街頭で訴えたりしました。
その後、12月議会で市長が一転して報奨金の廃止を明言しました。ここではタウン・ ニュースに記事が載り、市民に広くこうした税金の使われ方が明らかになったことが大 きなポイントでした。
この種のことを手掛けると、報償金をもらっていた人たちからは、「このヤロー」と 思われますが、どれだけ無関係な市民に伝わったかが気になります。
★厚木市だけではなく、他の市町村にも「納税貯蓄組合」が存在し、報奨金制度はが あります。市民としても、市役所に監査請求をすることで、この制度を世に問うことがで
きます★